主体的に仕事をする(生きる)
2022/12/10
「主体的に生きる」このテーマは当社マッキンエナジージャパンの経営理念の第一番目の原則です。
私は27歳の時にクリスチャンになりました。神の教え(キリストの教え)で「正義と愛」があります。一般的には正義が大切か愛が大切を考えると「卵が先か鶏が先」かという議論になるかもしれません。しかしキリスト教的には先ずは正義があって愛がある、光と影に似ています。光があるので影ができる。ですから先ずは正義、即ち私たちは正しく生きること、正しい基準は何ですか?と疑問が起こりますが、宗教的に正しく生きるとは特に善悪に関してですから、この場合の正しさの基準は自分の心に問うてみて良心に恥じなければ先ずは正しい。と考えます。
しかし、人間の意志力はそれほど強くないから自分が正しいと信じ実行したかったのにできない時があります。と言いますかほとんどがこの繰り返しではないでしょうか。
実際、私などは27歳でクリスチャンになり、毎日曜日の教会に出席して私なりに良い人間になろうと努力していますがいっこうに自分が成長したかは実感がありません。 話は変わりますが、「主体的に生きる」をテーマにしているのは実は約38年前に遡ります。私が先ほども言いましたが27歳のころに教会に入りましたが、当時教会では「7つの習慣」の本に書かれている内容が実践されていました。7つの習慣の著者スティーヴンRコヴィー先生は当教会の大学、ユタ州のBYU(ブリガムヤング大学)の教授であり熱心なクリスチャンでした。当時一度日本に来られた時に指導を受けました。後に日本にもフランクリンプランナーで有名なフランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社が設立されました。当時何代目かの社長であったマッキンタイヤー氏は私が教会の地元の代表をしていた時の直接の上司として赴任してこられました。教会の伝道活動を担う指導者としての赴任でしたから日常的には会うことは少なかったのですが定期的な会合や私の管轄内の外国人が悩みや問題を抱えているときは私の英語力では解決できない時などは代わりにお世話になっていました。 また、私のニックネームが何故か小学校の時からマッキンだったのです。それでマッキンタイヤーさんが居る横で私のことを友人がマッキンと呼んだので二人が同時に振り向きました。そんなことがあり後に彼がアメリカに帰える時に私は会社設立を計画していて「会社名はマッキンです。あなたの名にも因んでいます。教えていただいた事、実践して素晴らしい会社にします。」このようなことを言って見送りました。 このような経緯から当社マッキンエナジージャパンの第一の最優先理念は「主体的に仕事をする」となっています。 もう少しだけ解説します。 「主体的に生きる」とはクリスチャン的には神との契約(約束)「神の教えを守る」実際には神は見えないからある意味「自分との約束を守る」とも言い換えられます。これは例えば、誰かに見られているから守るのではなく「主体的に自分の意志で自分との約束を守る」ということです。 これができるようになると自分が自分を好きになってゆくから誰かが認めてくれなくてもそんなに気にならなくなる。コヴィー先生ははこれを「人格主義の回復」と呼び当時流行していたプラス思考と一線を画しておられます。例えば極端な話ですが泥棒をしておきながら自分を好きになれと言っても良心が納得しない。プラス思考には無理がある。ここで少し説明を加えておきますと、「良心が納得しない」と言ったが全ての人に良心はあるのか?という疑問がある方もいると思いますので、育った環境や、受けた教育によっては多少は各人良心の感じ方は違うでしょうが、教会の教えでは「人間は神の子」という大原則の教えがあります。ですからどんな両親から生まれようとそれは現生での肉体上の受け継ぎ(遺伝)であって霊としての人間はすべてが神の子であることには変わりがない。だから必ず心の奥には良心が存在している。とクリスチャンは信じています。 ここで、会社人として「主体的に仕事をする」となると具体的にどうするのか。基本的には主体的に生きるをベースにしますが、主体的に仕事をするとなると若干ニュアンスも違てきます。次回はこの続きを説明したいと思います。 今夜はこの辺で。 竹内正明
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